NHKガッテン!第2弾
2週続けての鍼灸治療のについて紹介れました。
2019年2月20日(水)に放送された内容は、鍼が効くメカニズムや逆子の治療に効果があるといった切り口で紹介されていました。
鍼の効果で科学的にもわかっているメカニズムとしては血流がよくなるということです。
刺した鍼の刺激が神経ネットワークを介して血管に作用して血流が改善するのです。
軸索反射といい、この効果によりシビレが改善したり、痛みが軽減したり、けがの治りがよくなったりします。
また、番組では紹介されていませんでしたが、鎮痛作用の機序として下降性抑制系の賦活というものがあります。
これは、鍼の刺激が中枢神経に伝わると、痛みの感受性を抑制させるオピオイド物質の分泌が活性化され痛みが抑制されるというものです。
このように、鍼灸治療は血流改善・疼痛抑制・自律神経調整などに効果があります。
鍼灸治療が体に及ぼすメカニズムには、科学的に分かっていない部分も多くありますが、からだに不調がある方はぜひとも試していただきたいです!